海外での修行は必要か?
今回はこのテーマでお話しして行きます。
和食、天ぷら寿司など海外に行く必要がないジャンルもありますが他の国の料理は本場で修行してみたいと一度は思ったことがあると思います。
私の答えは料理の技術習得には必要がない。です。
ただし、個人的には行った方が良い!と思ってます。
なぜかと言うと私も行く前に色々な人、師匠、先輩等意見を聞きました。
大方、行く意味なんか無い!でした。
しかしこういう場合、自分の気持ちを優先すべきで、行く意味なんか無い!と言う人の理由は
日本とレベルが変わらないから。が理由でした。
しかし本場に行く意味はそこだけでしょうか?
本国ではこんな方法でしてるのか!こんな食材、こんなシステム、その国の文化、人、その国の料理をするのにそれを知らずしてする方が私には理解出来ません。
あれだけ皆んなから否定された渡仏。
今では私のかけ構えのない財産になってます。第二の故郷とも思っております。
是非行ってください!と言いたい所ですが、たまに家族を置いて来る人もいますが1年位なら許してくれるかもしれませんがそれ以上はやめた方が良いかもしれません。
それと自分もそうでしたが!海外へ行けば自分が変われるわんじゃないだろうか!と期待して行く人が沢山いますが海外へ行っても何も行動しない人は絶対変わりません!
フランスにいる日本人は山ほどいます。
テレビなどで良く取り上げられている成功している人はほんの一握りで殆どの人が挫折してます。数知れず見てきました。
本場でフランス料理を学ぼうと意気揚々と渡仏したのは良いが壁にぶち当たり挫折…甘い誘惑に負けて挫折。
特にパリは日本の社会では暮らして行けない様な挫折した人ばかりです。
こんなはずじゃなかったのに、、
人間は弱いので常に自分を戒めなければなりません。
私は行く前に期限を課しました。その間はどんな事があっても日本には帰らない!
で居心地の良いパリは離れ日本人の居ない地方へ旅立ちました。
もし海外で修行しようと思っている方は、紙にこっちでの目標を書き出してそれを片時も離さず持って行動するようにしてると良いと思います。
次回は海外での生活に関して書きます。
では又お会いしましょう。A bientot!